【猫なごみ】まだあそこまで優しく賢くなれません。

白猫猫ほのぼの
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808: 本当にあった怖い名無し 2008/10/07(火) 17:22:53 ID:3UHSTMlVO

せっかくなので長くなりますが記念がてらに。

数年前に飼っていた白猫は23歳で大往生したものの、

とにかく愛想はなく不細工な猫で物心ついた時から
若干ヨボヨボだったのではっきり言って可愛くない猫でした。
しかし頭はよくほとんど人間みたいなとこがあり

私が赤ちゃんの時から泣いたら親に知らせてくれたりと世話をしてくれていたらしいです。
そんな猫が亡くなる前には痩せ細り毛はバサバサになり、

白い毛も汚れ顔も汚くなってました。
そろそろまともに歩く事も出来なくなったある日、

いつもなら二階で寝る私は猫と寝たくなり
一階のリビングのホットカーペットの上で猫と寝ていたんだけど
夜中に温度設定を間違えていたらしくあまりの暑さで喉が渇き目が覚めました。
水でも飲もうかと考えた矢先に猫がいないのに気付き、

暑かったし冷たい奴だからな…と思っていると
暗闇の中で少し離れた台所(そこに猫の水が置いてある)から
フラフラと危なげな足取りで歩く猫が。
この頃には既に突発的に引き付けなども起こしていて、

体を動かすのも辛いはずなのに
カーペットに横たわる私のところまで戻って寄り添う様に眠ってくれたのです。
そう言えばいつもつれない癖に落ち込んだ時や泣いた時だけは

心配そうに近くにいてくれたのを思い出し、
痩せて骨と皮だけの汚れた猫を抱き締めてボロボロ泣いてしまいました。

結局、次の日に亡くなったんだけど

父の仕事が忙しい為になかなか家族全員が揃う事はないのに
早朝みんなが起き出した時に息を引き取りました。
そろそろ私も猫と同じ年になりますが、まだあそこまで優しく賢くなれません。

乱文かつ長文すみません。
幼い時から動物と共に生きたと言うのは本当に幸せで素晴らしい体験だと思ってます。

引用元: https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1215045691/

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