【優しい話】心和む空気が広がっていた。

クロッキー長なんかいい話
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633: なごみ 2007/02/15(木) 03:40:18 ID:EXs7H3xV0

うちの友人に、常にクロッキー帖を小脇に挟んでいる奴がいる。
中には落書きと称すクロッキー?と走り書きがいっぱい。
そいつは人間的に性格をなかなか掴めない非常にユニークな奴で、

ダレも彼の素顔を掴んだものはいないとされるぐらいの人。

自分は時々それを見せて貰って楽しんでいたりするんだが…昨日、
奇妙なページを見つけた。
普段は絵と、本当に走りがきばかりのページの中に、

比較的丁寧な文体で、先ず、「お助けできますか?」と書いてあった。
その書き込みについて聞いてみると、

「先日、駅で迷子の耳の聞こえない人がいたんよ。
 んで、その人との会話跡やね。」とのこと。
興味をかられたので、1ページの中に乱雑に書かれた文章から、

許可を貰って会話跡を辿ってみると、これがまた非常に和む会話だった。

友人「お助けできますか?」
迷子の人。『助かります。○○ホールに行きたいんですが』
「スミマセン。正直判りませんが、交番までなら案内できます。」
『ありがとうございます。』
「(地図を描きかけた跡)…これじゃあ判りにくいので、一緒に行きませう。」
『お手数かけます。』

実際にはもっと色々書き込まれてて、

なおかつ本人曰くボディーランゲージ含めたものだったらしいが…
彼のクロッキー帖のなかに非常に心和む空気が広がっていた。

なお、その会話のページの次のページは、

「キニシナイでクダサイなー。」と喋るパンダの絵だった。
おそらく迷子の人への言葉だろう。

何だか文章じゃ上手く表現できないや。ごめん。

引用元: https://anime2.5ch.net/test/read.cgi/doujin/1168360662/

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