【いい話】私は二十歳の頃石屋でバイトしてました。

お地蔵様なんかいい話
相互RSS(ブルーアンテナ)

80: スレ違いでスマソ 2001/05/12(土) 03:19

私は二十歳の頃石屋でバイトしてました。
ある日あるお墓に工事に行くと、隣の墓地に自分の母親位のおばさんがいました。
なぜかその人は私の働く姿を見守るように見ているのです。
その人の墓は最近の仏さんだなってのは雰囲気でわかってました。
少し話を聞くと最近バイク事故で息子さんを亡くされたとか…。
同じ位の子を見るとどうしても…。わかります。

痛いほどそのおばさんの心情はバカな私にもです。
おばさんは帰りに、「これ息子に供えたのだけどよかったらおやつに…」
「親よか先に死んだらだめだよ」はい、気ぃ落とさず元気で…続く

81: 80つづき 2001/05/12(土) 03:46

帰って行くそのおばさんの後ろ姿を今でも覚えてます。
三時の休憩にそのおやつを食べようとすると

離れた所で働いていた隣県の同業の親方が近づいてきました。
「今そこに地蔵さんが手をつないでおりてきてるから…」
「墓所の向こうに六地蔵があるからそれをそこへ…」と言い残し戻って行きました。
私はそんなことねーべー。と自分の親方に言うと、

「いや、あの人は死ぬ程の大病助かってから見える人らしいから
言われた通りにしろ」と…その頂いたおやつを地蔵さんの所へ供えました。

84: 80 2001/05/12(土) 13:07

バイト(石屋)時代の話をもうひとつ…。
その日の現場(墓地)工事を終え、翌日の段取りに会社に買えると

「明日はここに行ってくれ」と図面と製品の墓石を案内されました。
石の裏に刻まれた名前は二年前事故で亡くなった友達です。
この仕事をしていればこんなこともあって不思議ありませんが、
この時はそう思いたくはありませんでした。
すかさず私は社長に「これ俺の友達だから最後まで担当させて下さい」…
「そうか、いい仕事しろよ!」

工程上最低日をあけて三回は行くので担当が代わる可能性があったのです。

すみませんが一度送ります

85: 80 2001/05/12(土) 13:57

>>84のつづきです。文字数の都合でm(__)m
当日はあいつの好きだった銘柄たばことコーラを朝買いました。

あいつを思い出し、飲み、吸いながら心の中で
「おう待ってろよう、りっぱの作ってやるからよう」
などといいながら仕事をしました。数日後完成。

私は納骨が終えた頃を見はからい訪れると花が飾られてます。
さらに数日後あいつの夢を見ました。
前歯のない顔で笑いながらエロ本をくれる夢…そんな奴でした。(笑)
私の思念がみさせた夢かもしれません。
大きな事故だったので今でも噂はあるみたいですが、
私はあの夢で成仏を信じたいです。

引用元: https://curry.5ch.net/test/read.cgi/occult/988651605/

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