【誇り高き】私の誇り高い皮膚の色が汚れてしまうとでもいうのかね

世界外国人のいい話
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179: ほんわか名無しさん 2006/07/07(金) 18:09:45 0

南アフリカのヨハネスブルグからイギリスのロンドンに向かう
ブリティッシュ・エアウェイの機上でのこと。
混んだ機内のエコノミー席で、50歳ほどの白人女性が、
黒人男性の隣に座ることになった。
彼女は、信じられない、とばかりに憤然と立ち上がると、
その場でスチュワーデスを呼び出してこう言った。
「これはいったい何なの!」
「はい、お客さま、どういうことでしょう?」
スチュワーデスは彼女に丁寧に聞いた。
「見ればわかるでしょ? 私を黒人の横の席にしているのよ! 
こんな忌まわしい人の横に座るなんて、私は到底、承服できません。
すぐにほかの席に変えてちょうだい!」
「お静かにお願いします」
スチュワーデスはこたえた。
「ただいま席があるかどうか確かめてまいりますので」
彼女はいったん引き、しばらくして戻ってきた。
「お客様、あいにくエコノミー席に空席がございません。
機長にも相談しましたが、ビジネスクラスにも空きはないとのことでした。
ただ、ファーストクラスに一席だけ空きがございます」
その女性客は一瞬、安心したような顔を見せたが、

スチュワーデスはそれに構わず話を続けた。
「私どもの会社では、エコノミーのお客様にファーストクラスへお移り願うことは
滅多にいたしません。
けれども、状況を考えますと、こんな方の隣にお客様がお座りになるということは、
言語道断であると、機長が申しております」
そして、彼女は、おもむろに黒人の紳士の方に向き直り、こう言った。
「お客さま。というわけですので、もしよろしければ、どうかお手荷物をおまとめください。

ファーストクラスにお席をご用意してお待ちしております」
次の瞬間、ずっとこのやりとりに心を痛めていた周りの乗客が、
一斉に立ち上がり、拍手喝采の音がそれに続いた。
だが、黒人紳士は落ち着いた声で、こう制したという。
「お気遣いありがとう。しかし、私はこの席で結構だ。
横に誰が座っていたところで、私の誇り高い皮膚の色が汚れてしまうとでもいうのかね」

180: ほんわか名無しさん 2006/07/07(金) 19:55:53 0

>>179
うわぁー なんて気持ちの良い話なんだろうかぁ。
まだまだ肌の色の差別はなくならないんだね・・・。
>私の誇り高い皮膚の色が・・・かぁ
なんか胸が熱くなったお! すばらしい言葉だねぇ・・・。
その黒人の紳士殿・・・命のレベルがひと味違うね!
このグッドな振る舞いの航空会社にも敬礼っ!

183: ほんわか名無しさん ◆zBvvMGYmRg 2006/07/09(日) 02:18:02 0

期末試験期間なのにパソコンから来ましたよーと。

>>179
その黒人のおじさんかっこいいなあ。
いくら差別されても自分の肌の色に誇りを持っているのがかっこいい。
マーシーも歌ってるけど、
「生まれたところや、皮膚や目の色でいったいこの僕の何がわかるというのだろう」
って一人一人が思えたら最高だよね。
「おれ白人、あいつ黄色人種、あいつは黒人、だからどーした」
こういう社会になってくれたら幸せです。

引用元: https://human5.5ch.net/test/read.cgi/honobono/

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