573: 本当にあった怖い名無し 2009/07/17(金) 14:21:37 ID:Hj9j47hT0
ついさっきの事。
近所の米屋の店先で、店の前に出した長椅子に座って
米屋のじいさんが、ガックリ肩を落としたような感じでタバコを吸っていた。
すると「随分しょぼくれてんなぁー!ボケが始まっちまったかぁ?あぁ?」
と大声が聞こえた。見ると米屋の向かいの酒屋のじいさん。
見慣れた姿で、腰に手をあてて 米屋に向いて立っていた。
そういえばこの二人。耳が遠いんだか、地声がでかいんだか・・・
仲がいいんだか、悪いんだか・・・
道を挟んでよく大声で話していたなぁ。
べらんめぇ調の酒屋のじいさんの大声も懐かしい。
と思って気が付いた。
そうだ。酒屋のじいさん 一昨年亡くなったんだっけ。
だから 米屋のじいさんもしょぼくれて・・・
酒屋のじいさんが、この世の者で無いことに気が付いたと同時に
じいさんは、こっちを向いて(あいつに言ってやってくれ)といった感じの
ジェスチャーをしながら消えていった。
私にどう言えというんだろう?
それより・・・
米屋のじいさんに見えるように出てこいよ。
574: 本当にあった怖い名無し 2009/07/17(金) 15:01:17 ID:5KRhklHdO
>>573
米屋のじーさんを元気付けようと出てきたなんて良いじーさんだな。
見える人と見えない人が居るんだから、是非伝えてあげてくれ。
引用元: https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1231943568/
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