【犬なごみ】虹の橋に行ってしまいました。

966 ：本当にあった怖い名無し：2007/11/12(月) 04:11:01 ID:B0EFFvYv0

今月初め、うちの犬が体調が急変して虹の橋に行ってしまいました。
前日の夜、いつもは父の横か私のそばでしか寝ないのに
その日に限って家族全員の所に行って寝ていました。
数ヶ月前、おなかに腫瘍が見つかり腫瘍もまだ小さかったので
投薬治療で様子をみている状態で、夜は私が起きて様子をみていました。
その夜は、なぜか母の足元に行き１時間くらい母に寄り添って
寝た後、今度は妹の寝ている所に行き妹にくっつくようにして
腰を下ろして眠り、明け方は横になってウトウトしていた
私の所へ来て手で「手を握れ」と言わんばかりにしつこく手を出してきて、
握ってあげると寝てしまいました。
獣医に「おなかは痛いだろうから触らないように」と言われていたので
手を握って、頭を撫でてあげることくらいしかできませんでした。
当日も午前中は急に自力で起きることが難しくなり、
つきっきりでみていましたが私がトイレに立つと
「どこに行っちゃうの？」という顔で私を見上げるので
前日からシャワーも浴びていなくて気持ち悪かったけど
なんとかそばにいてあげようと思い、トイレに行く以外は
極力そばにいてあげました。
午後は横になったまま全く動けなくなり、
「もうすぐパパが帰ってくるよ～」と言うと嬉しそうな表情を見せました。
そして６時過ぎに父が帰宅し、その頃にはヨダレも飲み込めず
目を動かすので精一杯な状態になっていたのに、
父の帰宅を喜び、必死に立とうとしてふんばっていました。
父がそんなうちの犬を見て「これはもう・・・」と険しい顔をしたので
「○○の前でそんな顔しないで！○○が不安になるでしょ！」と怒ると
父が「ビールでも飲むか」といつものように晩酌を始めようとした時に
体調が急変し、家族全員が見守る中、息を引き取りました。
まるで父が帰ってきてビールを飲むのを待っていたかのようでした。
前日、家族が寝ている所を順番にまわり、一緒に寝たのは
自分の死が近いことを予感していたのでしょうか？
家族で看取れて本当に良かった・・・(´Д⊂)