【外国人なごみ】また一緒にひなたぼっこしてね。

飲み屋外国人のいい話
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487: おさかなくわえた名無しさん 2008/11/04(火) 11:12:04 ID:rgLXjd+i

特に日本びいきって話じゃないんだけどいいかな?

夏に3か月くらい、就活やら家探しがてらイギリスに行ってたんだけど、
滞在先がロンドン郊外のローカルな白人系かインド系ばっかが住んでる
俺にとっては最初からアウェー感全開の小さな町で。
滞在中近くのパブにほぼ毎日行ってたんだけど、
アジア人なんか俺しか来ないから、もうこっちの顔を覚えてるはずなのに
俺にだけバーテンが妙に冷たかったりして、
やっぱイギリスの片田舎は閉鎖的なのかなぁ・・・なんて、
2か月くらいたったころにはすっかり被差別感やら疎外感でやられてたんだ。

その日は昼の3時位だったかな?
就活帰りに少し暑かったからスーツ姿のままそのパブに行って、
道に面したパブの裏庭で上着脱いでネクタイもはずしてビール飲んでた。
しばらくしたら小奇麗な身なりの老夫婦が通りがかって、突然声を掛けてきたんだ。

おじいちゃん「こんにちは」
俺「(急に話掛けられてあせりながら)こ、こんにちは」
おじいちゃん「いい天気だからビールおいしいでしょうね」
俺「そ・・・そうですね。今日はちょっと汗ばむくらいですからね」
おじいちゃん「(おばあちゃんに)リンダ、ちょっと休んでかないかい?」
おばあちゃん「いいですね。(俺に)ご一緒してもよろしいですか?」
俺「も、もちろん」

そのあと30分くらい一緒にひなたぼっこしながらビール飲んで孫の話とか聞いてたら、
いままで持ってた疎外感とかその町への嫌悪感が消えて、めちゃ癒された。
おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう。
来年からその町に住むことになるから、また一緒にひなたぼっこしてね。

引用元: https://changi.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1223828298/

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