398: なご 2006/08/07(月) 17:30:38 ID:RjURzh3e
夏になると思い出す話。
数年前、隣の家の床下(典型的な日本家屋)で野良さまがこぬこを産んだ。
その野良様は、女だてら近所のボスで頭も良かった。
うちは家族がぬこ嫌いなので、私は隠れてこっそりぬこ様に差し入れをしてた。
ある時、ふと思い立って「毎日差し入れしてるんだから、お子さん見せてよ」と、
冗談で言ってみた。
…そしたら差し入れを食べている途中だったのに、
ぬこ様は隣家の床下へ戻って、生後間もないこぬこを連れてきてくれたのさ!
それ以来、差し入れするとぬこ様はこぬこを見せてくれるようになった。
今日みたいに暑い日は、うちの庭先で親ぬこ様が涼んでいる間、
私がこぬこ様のおもりをする関係にまでなった。
しかし秋口になったころ、親子は揃って姿を消した。
あのぬこ様は、頭がいいからこぬこを私立の幼稚園に入れるために
引っ越したんだと思ってる(うちは田舎)。
でも置きみやげに、ゴキの死骸を10匹も置いていかれて少し泣いた。
399: なごみ ◆g0A3JSu6AE 2006/08/07(月) 18:03:43 ID:aDBAmfJG
置き土産、泣くわwwwww
401: なご 2006/08/07(月) 18:47:42 ID:Blq6tY/w
や、やっぱりぬこに「子猫見せて」は通じるんだ・・!
以前実家の周辺を縄張りにしていたメスぬこも
「あ、おなかへっこんでる。子猫見せて」
というと連れてくるんだよ…!
長いこと、うちのインコをよその野良猫から
守ってくれていたボスさんだったよ。
町内のみんなに愛されて、野良猫なのに
二十数年生きて大往生した。
引用元: https://comic6.5ch.net/test/read.cgi/doujin/1152882780/
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