【不思議なごみ】母方のおばあちゃんが入院した。

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849: 本当にあった怖い名無し 2008/11/26(水) 18:45:36 ID:QUQIO2am0

私もおばあちゃんが亡くなったときの話をひとつ。
二年前、母方のおばあちゃんが入院した。
前から何回か入院してたし、認知症だったから施設にいたんだ。
けど、今回は体力的に手術も出来ないって話だった。
お母さんも覚悟してたし、私も大学が春休みだったからずっと病院にいた。
おばあちゃんは、入院して何日かしたら個室に移された。
そこで一週間過ごしたんだけど、目に見えて体調が悪くなっていって
「明日はもうダメかも」っていう日が続いた。
私の顔が分からなくて、次の日は喋れなくなって、次の日は・・って感じに。
自力呼吸が出来なくなって、排尿も出来なくなって、

いよいよかって日に、機械を付けられた。
(心臓のドキッドキっていうのが波になるヤツ)
その日は病院も泊まっていいよっていってくださって、

私とお母さんとおねえちゃんが泊り込んだ。
12時を過ぎると、お母さんもおねえちゃんも疲れて、

お母さんは簡易ベッドに横になって、
お姉ちゃんは看護師さんに勧められて待合室の長ソファで横になってた。
私は夜更かしは平気だし、おばあちゃんの生きてるってところを

目に焼き付けたかったからずっと起きてた。
けど、時々「う゛ー」ってうなる苦しそうなおばあちゃん見てるのとか、

深夜だったのもあってしんどくなって来て、
簡易ベッドに腰掛けておばあちゃんの手を握って下向いてた。
静かな病院に機械の「ピッ・・・ピッ・・・」っていう音が

響いてるだけだったから眠りかけてしまった。
しばらくしたら、前髪がふっと撫でられた気がして

(あるいは風に吹かれたみたいだった)、「え?」って顔上げたの。
次の瞬間、「ピー――――――――――」って機械がなって、

おばあちゃんが亡くなったことがわかった。
そのあとは、お母さん起こしたり、ナースコールしたりであわただしくなった。

なんだかこのフッってなった瞬間ははっきり覚えているんだ。
あんまりオカルトじゃないのに長々とすみません!
「魂の重さ」の話を思い出して書きました。

850: 本当にあった怖い名無し 2008/11/26(水) 21:06:44 ID:rCOhctVa0

>>849
魂の重さになったばあちゃんが、
精一杯の力でした「いいこいいこ」だったのかもしれない(つд`)・゜*。

851: 本当にあった怖い名無し 2008/11/26(水) 23:03:54 ID:Ax2GtRrH0

>>849
GJ!
最後におばあちゃんに最高の孝行をしてあげられたんだね。
マジでいい話ジャマイカ…(つ
д`)・゚*。

引用元: https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1204804472/

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