452 ：わんにゃん＠名無しさん：2006/05/23(火) 17:32:07 ID:7a9plOBK
朝、犬の散歩に行ったら公園の野良猫が冷たくなっていた。
ここ１年ほど前から突然この公園に住みつき、
人なつこくて、犬にも怖がらず、
公園に来る人たちに何かしら食べ物を貰って生きながらえてた猫だ。
カラスにつつかれないうちに、
死後硬直でカチンカチンになった猫を抱いて、家に帰った。
柔らかい毛布にくるんで、花と、キャットフードを入れて、
ダンボールの箱に入れて、
保健所にひきとってもらうよう電話した。
うちの犬も仲良しだったし、公園に来る人たちを
随分癒してくれた猫だった。
「今までありがとうね」と思いながら保健所の人に渡した。
合同埋葬の料金は２千円だった。
時々犬を散歩させてる人たちの間で噂になる。
「前この公園にいた例の野良猫、猫が好きな人に貰われていったんだって」
「そりゃーよかったね」
それは自分が勝手にながしたデマで、でも
その嘘を聞いて、皆ほっとしたような表情になる。
最初に嘘をついた自分も、それがまるで本当のことであるような気がして
「ほんと、良かったねー」とか言ってる。
引用元: https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/dog/1110697731/
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