746 :1/2:2008/05/13(火) 02:20:25 ID:Km3cOdin0
あまり怖くない話なのですが投稿させていただきます。
実家に帰省した時の話です。
いつも帰ると擦り寄ってくる猫がこないので家族に聞いてみると
「もう3日帰って来ていない」とのこと。
元々野良猫だったので、外に出ることはあったのですが
夕方になるとほぼ決まった時間に帰ってきていたのと
老猫だったため、家族は「猫は死に目に会わせてくれないから」と
かなり気落ちさせていました。
私も、そういうものなのだろうなと思ったのですが、
なぜかまた会えるような不思議な確信があったのです。
次の日夜、仕事の都合で東京に戻ることになったのですが
駅まで向かっている途中にその事件は起きました。
今から考えると、全て、何もかもがおかしなことなのですが、
本当にあったことです。
歩いていると遠くに猫が見えました。
猫なのですが、なにか様子がおかしいのです。
薄いのですがなんとなく白い光のオーラを放っていました。
747 :2/2:2008/05/13(火) 02:20:50 ID:Km3cOdin0
近づいて見ると毛の模様は三毛猫と同じなのですが、
その色が白の地色にピンクとブルーの模様なのです。
そして、気づくと私はその猫に
「うちのフーちゃん知らない?」と聞いていました。
私の言葉を理解したように、その不思議な猫が大きく一声
「にゃぁー!」と鳴いたその直後です
物陰からゆっくりとうちの猫が出てきたのです。
私は、やっぱり会えたと思い嬉しくて何度も何度も撫でて抱き上げ
いつもしていたように猫に向かって話をしていました。
そして、実家に電話をして、
場所を伝え、私はそのまま東京へ帰りました。
ですが、東京に戻って携帯の留守電に入っていたのは
「2時間ほど探したが猫は見つからなかった、第一あんな遠くへ行ける筈がない」
という家族の言葉でした。
その後、猫は一度も実家には帰ってきていません。
最後に会えたとき、既に亡くなっていたのか、
亡くなる直前だったのか、今となっては知るすべはありません。
以上全て実話です。駄文長文失礼しました。
引用元: https://hobby11.5ch.net/test/read.cgi/occult/1195272207/
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