【猫なごみ】嘘のような実話。

アメリカンショートヘアー猫ほのぼの
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295 :わんにゃん@名無しさん:2006/01/26(木) 15:01:11 ID:i9G6I1TM

嘘のような実話。
8年前、愛猫がガンで逝った。
私は前後不覚になるほど泣いていたので、

動物病院の受付嬢がタクシーを手配してくれた。
バスタオルにくるまれた亡骸を抱いて号泣しながらタクシーに乗った。
家に着くまでの五分程の間、

女性の運転手さんがずっと暖かい言葉をかけて慰めてくれた。
私は顔も上げずひたすら嗚咽するのみ。
翌日友人に「乗車拒否されてもおかしくなかった」と指摘された。
確かに私にとってかけがえのない愛猫でも、他人から見れば猫の死体だ。
お礼を言わなくてはとあちこちに訊いたが、運転手さんは見つからなかった。
半年後。
私は足の付け根に腫瘍が出来て入院した。
奇跡的に良性の腫瘍で切除だけで済んだ。
腫瘍は左足の付け根、愛猫のガンと同じ位置だった。
となりのベッドのおばさんが色々と親切にしてくれた。
入院して二日後に突然その人に云われた。
「あなた、猫ちゃん飼ってなかった?猫ちゃんお正月に亡くならなかった?」
…あの時の運転手さんだった。
私の代わりにあの子は逝ったのか?
運転手さんに逢わせてくれたのか?
以来、私は魂とか縁というものは理屈抜きに存在するんだと信じている。

引用元: https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/dog/1110697731/

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