【猫なごみ】私もまた、会えるかな・・・。

黒猫猫ほのぼの
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553 :1/2:2008/03/08(土) 10:14:06 ID:x2r+uPMw0

数週間前から愛猫の○ちゃんはいつも母の仏壇の前に座ってました。
甘えん坊でいつもは必ず私の部屋、私のそばにいるのに、
ここ数週間いないなぁと思って探すと、いつも仏壇の前。
夏場でもそんな事はなかったのに、この寒い時期に
暖房器具のない仏壇の部屋になんで居たがるのが不思議でしょうがありませんでした。
そして一昨日の朝、突然嘔吐を繰り返しグッタリし
急いで病院に連れていった頃にはもう体力は落ち体温は下がり始めていて
「かなり危険な状態」と宣告されました。病名は糖尿病。
夕方になっても病状は変わらず

「もういつガクっといってもおかしくない状態」だと言われ
もしもの時を考えて連れて帰るか点滴を続けるかの選択に迫られましたが、
諦めきれない私は点滴を打ち続ける事を選択しました。
そして昨日、病院の開院時間にお見舞いに行こうとするのと同時に電話が鳴り
「もう体温を計測できず全く動けない程悪い状態です。一刻も早く来てください」と・・・。
着くと点滴を受けながら浅く荒い呼吸とそれに合わせて苦しそうな声を洩らし
グッタリした○ちゃんの姿。
それだけで涙が溢れて喉が詰まって、何とか声を振り絞って
「○ちゃん・・・」と呼ぶと、「ニャア」と弱々しく鳴いて足を突っ張り
動けないと言われてたのに這いずるようにしてケージの奥から出てきて
ケージの入り口についていた私の膝によじ登ってきました。
獣医さんに抱っこしても大丈夫だと言われたので

抱き上げると苦しそうな声を漏らしながらも首に前足を回してしがみついてきて、
泣きながらも「大丈夫だよ」と言って頭を撫でてあげたらゴロゴロと喉を鳴らしてくれました。

554 :2/2:2008/03/08(土) 10:15:02 ID:x2r+uPMw0それから1時間、
「会った時の事覚えてる?まだ片手に乗る位小さかった○ちゃんが、
友達と立ち話してる私の足元に鳴きながら擦り寄ってきていきなりパタっと倒れたんだよね。
あの時も今みたいに抱っこして途方に暮れてたんだよ。
病院に行ったら異常はないって言うし、あれは名演技だったんだって未だに言われてるよ」
「おばあちゃんのお葬式で私が3日家を空けた時は何も口にしないでずっと玄関で鳴いてて
帰ってきた時は声も体もボロボロだったよね。本当に甘えん坊だから・・・入院辛かったね」
とか、色んな話をして撫でてキスして頬擦りしてしっかり抱きしめました。
そして○ちゃんの容態を聞いて仕事を早退してきた姉が病院に着くより5分程早く
突然苦しみだして「アー!」みたいな声で鳴いたと思ったら
口と鼻からポタポタと薄い血のようなものが流れだしそのまま首に回ってた前肢もクッタリして
バタバタ走ってきた獣医さんに「呼吸停止」を告げられました。
獣医さんが言うには本当は
昨日の夜までももたないだろうと思われてたそうです。
夕方の時点で体温はもう相当低かったから、夜は越えられないだろうって。
「でも飼い主さんがまた来るまで待ってたんですね。腕の中で逝けて安心したと思いますよ」
っていつも事務的な院長先生に言われて更に涙が溢れました。
棺も用意してくれてタオルケットで中を暖かくしてくれて花も買ってきてくれて・・・。
それから数分で駆けつけた姉が○ちゃんを抱きしめながら
「お母さんの命日で良かったね、お母さんが一緒に天国に連れていってくれるよ」
って・・・。
それでふとここ数週間仏壇の前にいたのを思い出したんです。
獣医さんが「糖尿病は静かに分かり難く進行する病気だけど、もう随分前から悪かったはず」
と言ってたので、
もしかしたら今日の事を分かっていてお母さんとその話をしてたのかなって。
死後の世界とかあるのか私には分からないけど、もしそうだったらいいなぁと・・・。

本題と関係のない自分の悲しみばかりぶつける長文になってすいません。
お母さんと会えてるといいな。私もまた、会えるかな・・・。

引用元: https://hobby11.5ch.net/test/read.cgi/occult/1195272207/

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