【外国人なごみ】「UFOロボ グレンダイザー」を見たときの衝撃をそう表現した。

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526: おさかなくわえた名無しさん 2010/07/05(月) 02:25:19 ID:yHE27LuM

「日本のアニメを当たり前のように見ている日本人には
わかりづらいかもしれないが……
それは無人島に暮らしていた人のところに、

超大作の映画が届くようなものだった」。
「外国人クリエイターから見た日本のメディア芸術シンポジウム」のゲスト、
サヴィン・イートマン=エッフェル氏は、幼少のころに初めて日本のアニメ
「UFOロボ グレンダイザー」を見たときの衝撃をそう表現した。

エッフェル氏は、アニメーション作品を
日本のクリエイターと共同で制作している
「Sav! The World Productions」創業者だ。
その創作意欲の原動力は、
子供時代に日本製アニメを見たときの感動に端を発しているそうだ。
同氏は、フランスでは、悲しみや憎しみなど、

リアルなマイナス感情を子供に見せることはタブーとする風潮がある、と指摘する。
これはフランスに限らず、欧米では普遍的な意識だという。
そのため、子供向けの番組はストーリーもキャラクターも単純にならざるを得ない。
ぬいぐるみのようなキャラクターの、かわいらしく、

「いかにも子供向けの番組」しか見たことのなかったエッフェル氏に、
日本のアニメは、言葉では言い尽くせないほどの衝撃を与えたようだ。
英雄として死を選ぶキャラクター、

友達の裏切り……ドラマチックなストーリー展開に、
キャラクターの深さに、魅了された。

そして巨大ロボットが、宇宙からやってきた敵と戦うという設定、派手な爆発。
エッフェル氏に限らず、クラスメイトたちの間でも、
「グレンダイザー」は大人気だったという。

「グレンダイザー」がフランスで放送されたのは1978年。

「スターウォーズ」の公開より前だ。
SFというジャンルがまだ定着していない時代で、

巨大ロボットという発想が非常に斬新だったとエッフェル氏は振り返る。

527: おさかなくわえた名無しさん 2010/07/05(月) 02:30:38 ID:yHE27LuM

同じく78年に放送された「キャンディキャンディ」は女の子向けの番組だが、
エッフェル氏は友達に隠れて毎回見ていた。

しかし、大人になってそれを打ち明けると、
ほかの男性も「実は僕も……」と告白するのだという。

当時のフランスでの日本アニメ人気を裏付けるエピソードだ。
身分違いの男性に恋する女の子が自殺未遂をしたシーンがエッフェル氏の
心に今も残っている。子供心に感動し、考えさせられた場面だった。

しかし、今から考えると、

それがフランスで放映されたこと自体が驚きなのだそうだ。
日本製アニメの人気が定着するとともに、

フランスでは教育上の問題が指摘され始めた。
「北斗の拳」など、暴力的なシーンを含む作品が登場すると

その抵抗はますます強くなった。
自国のアニメ産業を守ろうという動きともあいまって、
90年代には日本アニメの輸入は途絶えたのだという。

引用元: https://changi.5ch.net/test/read.cgi/kankon/1277904406/

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