171 :わんにゃん@名無しさん:2005/05/27(金) 08:14:12 ID:fQuPu11H
長文になります。
私が工房の頃。
親父が子猫を貰ってきた。
正直そのとき私は猫がそれほど好きではなかった。
人になつかない。自分勝手というイメージがあったからだ。
名前は『蒼(あお)』別に大きな意味は無いけど、私がつけた名前だ。
名前を付けてあげたからかどうかは知らないけど、
なぜか蒼は私にとても懐いた。
大学受験で少しカリカリしていたし、
鬱陶しかったので邪険に扱う事もあったけど、なぜかいつも私のそばにいた。
成猫になっても蒼はいつも私のそばにいた。
寝るときも、どこから私の部屋に入ってきたか判らないけど、
いつも横で寝てたし、ゲームしているときはいつも私の足の上で丸くなっていた。
172 :わんにゃん@名無しさん:2005/05/27(金) 08:23:08 ID:fQuPu11H
一年前履修ミスで、単位が残ってしまい留年してしまったとき、
親父と大喧嘩した。
明らかに私が悪いのに親父の態度に腹が立ってしまい、
家を出て、後輩の家で居候してた時期があった。
2週間ほど滞在していた。
と、ある日、後輩が家の中に猫を連れて入ってきた。
『この子、○○さんの猫ちゃいます?』
その通り蒼だった。
どこをどうやって来たかは判らないけど後輩の家に来たらしい。
『なにしてんねん、家に帰りや。』
そういっても彼女(蒼はメス)は帰ろうとしなかった。
後輩の家はペット禁止の家だったのでしょうがなく、私が家に帰った。
親父との不仲は暫く続いたけれど、
それでも少しずつましにはなっていったと思う。
で、去年なんとか大学を卒業した私は就職活動中w
いろいろ辛いけど、今思えば蒼のおかげでなんとか楽しく生きていける気がする。
そして彼女はいまも私の膝の上で寝てる。
いまはすっかりおばちゃん(おばあちゃんかな?よくわからん)になったけど、
いつまでも元気でいてね。
私の相棒へ。
引用元: https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/dog/1086359595/
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