【猫なごみ】ペルシャのシャルとアメショーのルイ

ペルシャ、アメリカンショートヘア猫ほのぼの
相互RSS(ブルーアンテナ)

867: 転載1/2 2008/10/21(火) 20:38:34 ID:9py59Ckx0

ペットにまつわる感動話より
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/dog/1086359595/l50x


800 :わんにゃん@名無しさん:2008/09/23(火) 03:23:20 ID:0EtQfecP
俺が独り暮らしを始めた頃に飼い始めた2匹の猫、
ペルシャのシャルとアメショーのルイ
11年間を一緒に過ごしてきた去年の夏、

雷の鳴る夜にシャルが老衰で亡くなった。
「11年間一緒にいてくれてありがとうな。ゆっくり眠ってくれ」
家族が亡くなった痛みは俺だけじゃなかった。

いなくなったシャルの姿を探し、

部屋中に聞こえるように鳴き続けるルイ。
シャルが亡くなってから3日を過ぎた頃、

亡くなった事を理解したのかピタリと鳴くのをやめた。
それ以降、ルイはシャルがいつも寝ていたクッションで寝始める。
その寝ている寝顔を覗くと瞳にはうっすらと涙が滲んでいるようにみえた。

2ヶ月後、シャルを追うようにしてルイが亡くなった。
シャルにかけた言葉を同じようにルイにもかけてやるが

やりきれない気持ちが零れてくる。
「悲しかったよな。辛かっただよな。

何もしてやれないでごめんな・・・・シャルと一緒に待っててな」
そう言いながら体を撫でている手は震えて止まらなかった。

868: 転載2/2 2008/10/21(火) 20:41:00 ID:9py59Ckx0

2匹が亡くなった時に尻尾の毛を形見として少し貰い、
束ねた物をストラップにして名前を彫った。
俺には見えないけどシャルとルイは傍にいてくれている。
二匹に伝わるようにと毎日このキーホルダーに向かって

手を合わせてから仕事に向かった。

今年の四月、通勤途中に信号無視の車が左折しきれずに

止まっている俺の車にぶつかってきた。
運転席側がほぼ半壊、

ハンドルと後部座席がくっつくくらい凄かったらしい。
意識を失ってから目覚めるまでの間ずっと

猫の声が遠くの方から聞こえる夢を見ていた。
8月の下旬に一時退院という形で自宅に帰ることが出来た時、

安堵感からかなにかに抱擁されているような温かい気分になり、
玄関で眠ってしまった。
夢の中で荷物を片付ける俺の足下に懐かしい感触が。
ルイだ。シャルもいつもの場所で眠ってる。

夢でもいいからこのまま覚めないでくれ。
そう思っていられる時間は少なかった。

手伝いに来てくれた友人に起こされた俺は

写真とキーホルダーの飾ってあるシェルフに向かった。
夢の中で見たシャルとルイの姿。

その横にあるキーホルダーに目を向けると
ルイの尻尾の毛が絨毯の上に散らばっていた。
シャルの尻尾の毛には黒い何か墨のような物がついていた。
シャルとルイが命を助けてくれたんだ。

病院での声も二匹が呼び戻してくれていた。
そう思った時には涙が止まらず声に出して泣いた。
リハビリがどんなに辛かろうと

二匹の救ってくれた命を精一杯生きたいと思う。

駄文、長文失礼しました。

引用元: https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1215045691/

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