338: 本当にあった怖い名無し 2009/05/12(火) 04:59:02 ID:q1DWsXHu0
■■不思議な体験・運命■■
854 :ななしのいるせいかつ:2009/05/11(月) 13:15:18
小学生の頃、曾おばあちゃんから貰った手作りのお守りをなくしてしまった。
ランドセルにつけてたから、多分登下校中に落としちゃったんだと思う。
そのお守りを貰ってから数ヶ月後に曾おばあちゃんは亡くなっていて、
形見みたいなもんだったから無くしたことがめちゃくちゃショックだった。
お母さんと一緒に通学路を何往復もして、
実際学校に行くときとかも側溝の中まで
のぞき込んだりして探したんだけどみつからなかった。
で、その半年後ぐらい。
私は当時ロフトベッド?で寝ていた。
真夜中にふっと目が覚めた。
枕元の時計を見たら2時くらいで、
普通だったらその時刻にびびってしまうところだったんだけど、
その日は不思議と怖いとか思わずにそのままぼーっとしてた。
なんとなく寝返りをうつと、目の前に曾ばあちゃんがいた。
向いてる方向は壁とは反対側で、
そこに人が立ってこっちと目が合うなんて絶対ムリ。
ポカーンとしていると、曾ばあちゃんがおもむろに右手を差し出してきて、
その手にはあのお守りが乗っていた。
そのお守りを枕元に置いて
『大事にしてくれてありがとうね。もうなくしちゃダメだよ』
みたいなことを言って消えてしまった。
そこから記憶が無くて、気付いたら朝だった。
枕元にはちゃんとお守りがあって、お母さんにその事を話したら泣いていた。
なんでも、お母さんの夢にも曾おばあちゃんが出てきたらしい。
そこでは曾おばあちゃんは何も話さなかったけど、
にこにこ笑ってそのままフェードアウトしていったらしい。
お守りは、今でも宝物入れにしまってあります。
長文失礼しました
引用元: https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1231943568/
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