【いい話】ぼくのできることはもう何もないな

林檎なんかいい話
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166: なごみ 2008/10/27(月) 19:02:16 ID:EPZV1g5V0

転載

183 :おさかなくわえた名無しさん:2008/10/24(金) 02:41:11 ID:GsKnXeKk
りんごの木の枝に1匹のいも虫が住んでいました。
ある嵐の晩、枝が折れいもむしはりんごに掴まったまま

木の下の川に落ちてしまいました。
「ぼくは、いずれ食べ物が無くなるか、干からびて死んでしまうんだろうな」
そう思うと、いもむしはとても悲しくなりました。
「でも、あと1日だけ、とりあえず今日だけ生きてみよう」
そう思ったいもむしは、足元のりんごをかじり始めました。

りんごの船が転覆しないように気をつけて

とうとうりんごも皮一枚を残すのみとなりました。
これ以上かじったら穴が開いて沈んでしまうでしょう。
「これで、ぼくのできることはもう何もないな」
そうつぶやいていもむしはじっと横になりました。



数日後、りんごの船から1匹の美しい蝶が飛び立ちました。

引用元: https://changi.5ch.net/test/read.cgi/doujin/1223974808/

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